2014年10月21日火曜日

映画感想文 【ムード・インディゴ うたかたの日々】

趣味であると言っている映画鑑賞。一応映画を見て思うこともあるので簡単に感想文を書いていこうと思います。様々なジャンルを見るいわば雑食なので、何から書くべきか迷いましたがとにかく衝撃だったこの作品から書こうと思います。

【ムード・インディゴ うたかたの日々】
フランス映画です。
私が初めて英語と日本語以外の映画を見たのはフランス映画の『アメリ』でした。
その時感じたことは、知らない言語は宇宙人がしゃべってるのと同じってこと。
何を言っているのかわからない、感情もよくわからない。戸惑いしかありません。
アメリはただのラブストーリーではなかった。

最近フランス映画とは知らずに観た『タイピスト』
それがとても面白かった。スポ根とラブストーリーが混ざった話。
だったらと予告で流れて面白そうだった【ムード・インディゴ】を観ることにした。

主人公のコランは働かなくても生きて行けるほどの資産を持っていた。そしてクロエという女性と出会い恋に落ち、結婚する。幸せの絶頂だった2人だがクロエの肺に蓮の花が咲くという病気にかかってしまう。原作は小説『日々の泡』

とにかくファンタジーな世界観。
ネズミは喋るし料理は動く。足も伸びるし町中に空飛ぶ遊具がある。それが普通の世界。
ファンタジーになのに普通の町並みも出てくるし古い家電が多い。
特殊すぎる世界観について行くことができなかった。
クロエが病に犯されてからコランはたくさんあった資産を治療費に使い果たし、働きに出ることになる。今まで遊んで過ごしていた人が働きに出た先は1日中土の上に寝るという仕事。天から地へ落ちた生活と変わらないクロエへの愛。
終わり方は今まで遊んで過ごしていたコランを地の底まで落とすようなものだった。
この映画は何を伝えたかったのか
最後まで貫いたクロエへの愛?
資産にあぐらをかいて働いていなかったコランが落ちぶれたこと?
ファンタジーな世界観?

観終わって『アメリ』以上の疑問が残った。
後味の悪いでも記憶にのこる映画だった。

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